いいじま@営業です。
久し振りの自転車ネタです。皆さん如意棒って知ってますか?そうです西遊記の孫悟空が使う武器です。自在に伸び縮みして敵をやっつけるアレです。
MTB(マウンテンバイク)特にクロスカントリー系のMTBはこの如意棒がついていたりします。何のこっちゃ??ですよね。
MTBのクロスカントリーはアップダウンのある野山を駆け回るジャンルです。MTBだから当たり前だろ。と思われるかもしれませんが、「ダウンヒル」というクレージーなジャンルもあります。プロレーサーはネジが飛んでないとできない競技です。
MTBは上る時はサドルに座って、後輪にトラクションをかけて登ります。立ち漕ぎですと後輪が空転してしまう事もあるんですよ。逆に下る時は前輪が下がっているため、サドルに座っていると重心が前がかりになってしまいブレーキをかけた時、自転車ごとでんぐり返しをしてしまう事があるのでサドルの後ろに重心を異動させます。
イメージ図
体を後ろに下げると、今度はサドルが邪魔になり場合によっては大事な箇所を強打しかねません。一大事です!そうならないためにサドルが下げられれば便利だと思いませんか?この希望を可能としているのが通称如意棒。正式にはドロッパーシートポストと言います。
発想のヒントはオフィスにある椅子だったようですよ。皆様が座っている椅子もボタンを押せば上下するものが多いのではないでしょうか。実際に取り付けるとこんな感じです。
上がった状態
下がった状態
この上下操作が手元のレバー一つでできるようになります。お前はそれを生かしきれているのか。と聞かれれば「はい。信号待ちの時に!」と力強く答えることでしょう。
ではでは。