「街の中の夢工場」Blog

2025年6月16日
リニューアル

あめもと@営業です。

今年リニューアルオープンした横浜美術館に行ってきました。そもそもこの美術館は1989年に横浜博覧会のパビリオンとして開館したんですね。設計は言わずと知れた丹下健三。息子が建築を学んでいることもあり、最近は設計者の名前が気になるようになっています。

 

丹下健三といえば戦後日本建築界の大スター。代々木体育館に東京都庁、フジテレビ、広島平和記念資料館と有名建築雨あられですね。なんとなく権威主義的なイメージを持っていたのですが、中に入ってみると光が差し込む明るく開放的な空間が広がっていました。そこかしこに団らんスペースがあることも印象的です。調べてみると「目的を明確に持たないスペースこそが大切」という丹下の思いがあったようですね。

コレクションの展示もよかったです。奈良美智やマグリットといった代表的な収蔵品とともに地元出身の画家たちの作品、文明開化や関東大震災といった横浜の歴史そのものを見せてくれる作品など雑多で幅広い展示で楽しむことができました。

 

 

 

2025年5月26日
モチモチッ

あめもと@営業です。

久々にランニングシューズ買いました。昨年の秋に購入したのはレース用(ギックリ腰で出場できませんでしたが…)で、今回は普段の練習用です。デイリートレーナーと言われる位置付けのモデルです。ネットでつらつらと候補モデルを物色です。履いたことのないメーカーを試したみたいと思っていたところ評判の良いこのモデルにたどり着きました。

ブルックスのグリセリン20です。例によって型落ちです。既に後継の21が登場しています。そのおかげでビックリするような値段で購入できました。円安もあり昨今はランニングシューズの価格は高騰するばかりです。箱根駅伝で話題になったアディダスのADIZERO ADOIS PRO EVO 1というスーパーシューズにいたっては82,500円!それでいて耐久性はフルマラソン1回しかないというのだから恐ろしいものです。

 

話を戻してこのグリセリンというシリーズですがアメリカではベストセラーのようですね。体格の良いランナーにも応えられるクッション性を持っているということで選びましたが、その通りでした。踵周りのフィット感も良好です。ソールはタイトルにあるようにモチモチッとした感触です。中足部で着地しても踵で着地しても安心です。沈みこむだけでなくモチっとした反発も感じられます。

早速いつものコースを走ってみます。このシューズ面白いです!下りは反発もあってストライドはどんどん伸びて、笑っちゃうほど気持ち良いです。平地ではクッション性を感じられます、膝への負担がかなり軽減できそうです。問題は上りです、ビックリするほど進みません。下りとのギャップが半端ないです。少しでも骨盤が後傾するとシューズの反発力がブレーキに変換されるような感覚です。しっかり前傾姿勢を保って走ると、あら不思議どんどん進んでいきます。正しいフォームに矯正してくれる作用があるようです。

カーボンプレートが入っておらず、それなりに重量もあるのでレースに使えないでしょうがトレーニングには最高です。とにかくこの下り坂での感触は病みつきになります。

 

2025年5月5日
ベトナム出張2

あめもと@営業です。

 

ベトナム出張その2です。滞在中、打ち合わせや工場見学の予定が立て込んでおり観光する時間をあまり取ることができませんでした。まともに行けたのは統一会堂(旧大統領官邸)のみ。

 

 

ということで空き時間にランニングしながらいろいろ見て回りました。早朝は比較的涼しく、車もバイクもまだ少ないので快適に走れました。歩道の石畳は傷んでいる箇所が多いので夜は怖くて走れそうにもありません。

元の侵攻を撃退したベトナムの英雄 陳 興道(チャン・フン・ダオ)の像。川沿いの大通りなのですが信号も歩道橋も無いので道路を渡ることができません。かなり離れたところの信号まで行ってやっと横断できました。信号が青でもバイクは結構突っ込んでくるのでヒヤヒヤです。

ベトナム建国の父 胡 志明(ホー・チ・ミン)像。ベトナムのお札の全てに描かれています。

 

 

ラブリーなピンクの教会(ガイドブックにそう書いてありました)タンディン教会に中央郵便局、市民劇場とフランス統治時代に建てられた建物はどれもきれいでした。とにかくエネルギッシュでエキサイティングなベトナムの1週間でした。今後どのような展開になっていくかは別に、再訪して甘くて濃厚なコーヒーをあの空気の中で味わいたいものです。

 

 

 

2025年4月14日
ベトナム出張1

あめもと@営業です。

先日社長と2人でベトナムに出張してきました。5泊6日の行程でホーチミンを中心にいろいろと廻ってきました。初ベトナムということでガイドブックを適当に買ったら「旅する女子のためのプチぼうけん応援ガイド」が届きました。エステや可愛い雑貨の情報が満載で・・・。50過ぎのオッサンにはあまり参考にならない情報が盛りだくさん。

 

昼過ぎに現地に到着。バイクの奔流とクラクションに圧倒されました。それと驚かされるのは人々の若さです。日本人の平均年齢が48.4歳なのに対しベトナムは33.3歳!そりゃ若いはずです。お年寄りの姿をあまりにも見かけないので後日通訳さんにお聞きすると、「暑いし交通事故にあう危険性も高いのでお年寄りは日中あまり外出しません。」とのこと。

到着した日の晩飯。ベトナム料理は尖ってなくて優しい味です。滞在中ほぼローカルフードで過ごしましたがどれも美味しかったです。かぼちゃの花の炒め物なんて初めて食べました。

現地に赴任している高校の同級生にも会うことができました。昼に工場見学をさせてもらい、夜はシーフードレストランというかザ・ローカルな食堂で貝類を満喫。ついでに人生初のホビロン(孵りかけのアヒルの卵)にチャレンジ。煽られるままにゆでとフライの2個食べました。好き嫌いのあまりない私ですがこれはもう無理、1回で十分です。社長もチャレンジ

締めは裏通りのシジミラーメン。乾麺でスープは甘辛くシジミがこれでもかと入っている一杯。社長は汁まで完飲、血圧上がりますよー

 

昼食に食べたバイン・ミー。

アヒルの卵を使っているからだと現地の事情通に教えてもらいましたがベトナムのパンはどこで食べても美味しかったですね。皮はパリッとしてて中はとにかく軽い食感で最高!ということで続きは後日アップします。

2025年3月24日
超久し振りに

あめもと@営業です。

6、7年ぶりにスキーに行きました。きっかけはI嶋からお古のスキー板をもらったことです。せっかくなのでシーズンが終わる前に繰り出すことにしました。二人の息子にも声を掛けましたが共にバイトで忙しいとフラれてしまいました。

どこに行くかプロスキーヤーI嶋に相談したところ同行してくれる運びとなり山梨のサンメドウズ清里に決定。ブーツやウェアを引っ張り出していざ出陣、早朝に家を出てリフトの運航開始ぴったりに到着しI嶋とも合流。

前回行ったのがいつなのか思い出せないほどですのでまともに滑れるのか不安でしょうがありません。ブーツを履くのに難儀しながらなんとかゲレンデに降り立ちました。ここでなんとスキー板の元の持ち主であるK川さんにに遭遇!譲っていただいたお礼を伝えることができました。ライセンス持ちのプロ2人に挟まれスタート。最初の1、2本はおっかなびっくりでしたが何とか滑れることがわかり一安心。とはいえちょっとでもスピードに乗ると全然制御できません、へっぴり腰になっているのを自覚しながらも修正できません。

はしゃぐオッサン2人

新しい板を履きこなせるか心配していましたが、思いのほか曲がりやすくて良い感じです。ただプロ2人は容赦ありません、ろくにインターバルも取らずどんどん滑っていきます。こちらが這う這うの体でリフト乗り場にたどり着くと、すぐに出発。リフトを降りるやいなや弾丸のように滑っていきます。

I嶋は今シーズン久々にスキー熱が爆発中で今回がシーズン10日目とのこと。K川さんもシーズンインから毎週のように滑られているそう。そんな2人に煽られリターンスキーヤー頑張りました。I嶋の予言通り午前券(8:30~13:00)で足腰限界迎えました。ちょうど天気も悪化してきたので撤収です。久しぶりのスキー、下手なりに十分楽しめました。シーズン中にもう1回いこうかな。

 

 

2025年3月3日
千歳

あめもと@営業です。

先日大寒波襲来の折、日帰りで北海道に行ってまいりました。果たして飛行機が飛ぶのか、行ったはいいが帰ってこれるのかとやきもきしておりましたが結果的には天気に恵まれ無事に出張することができました。

 

予定の打ち合わせを無事済ませ、ちょっと時間ができたので空港へ戻る途中にジェラートを頂いてきました。スイーツおっさんは北海道でも活動します。食べログ百名店にも選出されているというミルティーロというお店です。悩みに悩んで今回はブルーベリーと、北海道ミルク、ブルーベリーヨーグルトの組み合わせにしました。さすがの名店です。ジェラートなのにブルーベリーが恐ろしくフレッシュです。ミルクもコクはあるけどしつこくなく、最高でした。次回の出張の際も必ず寄ることを誓った日でした。

2025年2月10日
青葉城

あめもと@営業です。

 

出張で仙台に行ってきました!金曜の夜に会食があり市内のホテルに宿泊、そのまま土曜日に帰るのはもったいないので午前中青葉城を観光してきました。

まずは「仙台市博物館」です。ハート形土偶から現代の仙台まで見応えたっぷりでした。仙台と言えばなんといっても伊達政宗公です。そもそもこの博物館自体が伊達家が仙台市へ寄贈した文化財を保管、研究するために建てられたものということですから、圧巻のコレクションでした。

とりわけ素晴らしかったのは慶長遣欧使節関係資料です。支倉常長は名前ぐらいは知っていましたがあの時代によくぞローマまで行ったものです。初めて使節団の旅程を詳しく知り驚きました。彼をモデルにしたという遠藤周作の「侍」を今度読んでみようと思います。

 

三の丸跡の博物館見学後せっかくなので本丸跡まで行ってきました。山城ということで思った以上に坂が急なうえ、道も曲がりくねっていて徒歩では結構大変です。

見晴らし最高です。市街地から太平洋まで見渡せます。青葉城と言えばの「伊達政宗騎馬像」もしっかり見てきました。お城のある街は良いですね。

2025年1月20日
ランニング専用

あめもと@営業です。

Amazonのセールで久しぶりにランニング用のイヤホンを購入しました。SOUNDPEATS のRunFree Lite2というモデルです。名前の通りまさにランニング用でオープンイヤーと呼ばれる方式です。カナル型のように耳の穴に突っ込むのではなく耳の外で小さなスピーカーが鳴るイメージです。耳を塞がないから周囲の音がしっかり聞き取れるというのがウリです。

パッケージから取り出してみると後頭部にあたるバンドがルーズな気がして本当にずれないの?というのが第一印象でした。が、装着してビックリ、絶妙な掛け心地です!軽さは正義、耳に掛けるアームの形状も塩梅良し、後ろのバンドもきつ過ぎず、緩すぎず非常によく計算されています。

実際ランニングしても全然ずれる気配がありません。耳を塞がないのも快適です。オープンイヤーという形式から全く期待していなかった音質も意外に良くてびっくり、低音がしっかり鳴ります。室内や電車で使うわけにはいきませんが音漏れもあまりありません。指向性がしっかりとコントロールされているんでしょうね。一度の充電で15時間も使えるというのも良きです。あまり期待せずに購入しましたが思わぬ掘り出し物でした。

あめもと@営業です。

 

我が家の車がポンコツなのは以前から何回も取り上げていますが今度はバックランプが切れたようです。左右に各1灯あるので直ちに整備不良で捕まることはありませんが、乗るたびにインパネに警告灯が表示されるのは地味にストレスです。

 

ネットで調べてみるとユニットでなく球だけ交換できそうです。特にドレスアップする気もないのでLED化することもなく普通のT16球を買ってきました。先人たちの知恵をお借りして作業開始。

道具はこちらの2点で勝負開始です。まずスポンジ外してランプユニットを固定しているネジを3ヶ所外します。手前の一つは楽勝ですが奥の2つが大変、六角レンチを何度も持ち替え地道に回します

 

何とかランプユニットの脱着に成功。ここまでくればしめたものです。ランプを交換し再取り付け前に点灯チェック!警告灯も無事に消えました。外すのが大変だったネジは当然取り付けも大変です。またまた地味に地道に締めていきます。

 

球切れしていたのは左側だけでしたが遅かれ早かれ右も切れることでしょう。ということで気合を入れ直して右側も作業。なんのかんので1時間かかって作業終了。

 

ちっちゃなメンテナンスを無事に終えることができて喜んでいたのも束の間今度は電動バックドアの開閉不良が判明。バッテリーの経年劣化の可能性が高いのですがバッテリーも高いので交換するか悩み中です。

2024年12月9日
美術館巡り

あめもと@営業です。

 

ちょっと前になりますが代休を頂き千葉にある2つの美術館を巡ってきました。建築を学んでいる息子も丁度休みだというので一緒にドライブです。運転免許を早く取れ!と言っているのに一向に取らないので私が終日運転手です。今どきの若者らしく車にも運転にも興味がないようです。

 

一カ所目は佐倉市にあるDIC川村記念美術館です。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この美術館は残念なことに来年休館することになっています。惜しむ声と来場者増を受け1月下旬から3月下旬まで延期にはなりましたが休館方針は覆っていません。館名の通りこちらはDIC(旧大日本インキ化学工業)のオーナーである川村家のコレクションを収蔵展示しており質、量ともに20世紀以降の現代美術の美術館として「日本が誇る、至宝ともいえる美術館」と評されています。収蔵品も素晴らしいのですが展示館のデザインと手入れの行き届いた広大な庭園も見事です。モネの「睡蓮」にレンブラント、ジャクソン・ポロック、フランク・ステラと圧倒されました。なかでもやはり圧巻はロスコ・ルームです。世界中からファンがわざわざ千葉の田舎まで来るのが本当によくわかります。観るというよ感じるという空間です。少しでも現代美術に関心がある方は休館前に是非体感してみてください。

昼食をとって2カ所目はホキ美術館です。こちらは写実絵画、スーパーリアリズム専門です。建物も日本建築大賞を受賞しており、外観をぐるりと回るだけでも楽しめます。肝心の展示品ですがこちらもまたまた圧倒されました。よくプロの画家の作品を見て「うわあ、写真見たい!」なんて感想が出ることがありますがこちらの美術館の作品は全点がそれです。人物、風景、生物どれだけの根気と情熱で描いたんだろうという作品の数々にただただ感心するばかり。恐ろしく濃密な時間で脳みそから煙が出る感覚を味わいました。

2つの美術館とも資産家が私財を投じて建てられ運営されてきたものです。経済効率、資本の論理からは無駄扱いされてしまうのかもしれませんが、これこそが豊かさだよなあと感じた一日でした。今後も何とか存続して欲しいと祈るばかりです。