「街の中の夢工場」Blog

いいじま@営業です。

 

いよいよロード編も後編です。楽しみにされていた方お待たせしました(自虐)。

自転車はクランク(ペダルが付いてるところ)とスプロケット(後輪についているギア)の比率で進み方、漕いだ時の重い、軽いが決まります。軽いギアで漕ぎ出してだんだん重くしていくのは車もバイクも変わりません。

坂を登る時、当然重いギアでは登れませんので、軽いギアが必要となります。はるか昔は「漢ギア(おとこぎあ)」と言って重いギアでなるべく涼しい顔で登るのがカッコイイとされていたそうです(笑)。

今はケイデンス(クランクの回転数)が90回転/1minと言うのが最も効率的なペダリングと言われており、その回転数に合わせてギアを選択するのが主流となりました。

 

で、坂を登ろうとすると貧脚な私は軽いギアが足りなくなります。「あと1枚あると思っていたのに、もうないじゃん!」と言う状態は日常です(笑)。そんな私の思いを知ってか知らずか、最近はワイドスプロケットが出回るようになってきました。ワイドスプロケットとは重いギアから軽いギアまでまんべんなく網羅したスプロケットの事です。

 

私の自転車はフロントがダブル(2枚)、リアは11段です。つまり2×11で、22段変速となります。「そんなに使うの?」とよく聞かれますが、これが結構使うんですよ。先に申し上げました通り、ケイデンスでギアを選択しますので、頻繁に変速を行う事が多く、ちょっとスピードが変わるだけでガチャリ。勾配があるとガチャリ。といった具合です。

ワイド化しますとまんべんなく網羅するようになりますが、その分1段変速すると隣とのギア比が大きいので、細かい微調整はできなくなります。と、かなりマニアックな内容で申し訳ありません。

私の場合はそんな細かい調整よりもギアが足りないんだよ!と言う事で、今回ワイド化しました。比較しますと写真右のスプロケットの方が大きいのがわかりますか?

一番大きなギアは34T(刃が34ヶ)です。フロントが34Tなので、「34÷34=1(ギア比)」つまりクランクを一周まわすと後輪が一周回ることになります。これで楽に登れるようになれば良いのですが、きっと「あと1枚あると思っていたのに、もうないじゃん!」となるのは目に見えています(笑)。

 

体力に自信がなくなってくると道具に頼ってしまう。と言うお話でした。

ではでは。

 

 

コメントをどうぞ