製袋機
フィルムを搬送し文字通り「袋」状にするための機械。
連続して袋を作るため、滑りが悪いとズレたり最悪の場合フィルムが詰まってラインが停止してしまう。
抱えていた問題点
フッ素樹脂コーティングで滑り性を確保するものの、耐摩耗性がないためすぐに滑りが悪くなってしまう。
フッ素樹脂テープを貼って対応する事もあるが、頻繁に貼替の手間がかかる上、摩耗粉の発生でコンタミが問題となった。
ブラストロンで解決!
表面形状が泡状になっており面接触が点接触になる事で摩擦係数が低下します。
電気めっきの特性を逆手にとって凹凸の先端が丸くなるため相手材への攻撃性が大幅に減ります。単にショットブラストを行ったものと比べ、表面粗さの数字が同じでもブラストロンの方が滑らかな表面になります。
フィルムの特性に合わせて表面粗さ(凹凸)を選べます。
硬さがHV1000前後と硬いため長期間安定してご使用頂けます。
ブラストロンについての詳しくはこちら
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製袋機 |
ヒーター部品
袋状にしたフィルムを熱で溶着するための装置。熱をかけるため熱伝導が良い事、溶けたフィルムが付着しない事等が必要。
抱えていた問題点
熱伝導率の高い銅材を使用する事が多いが、柔らかい材料のためすぐに摩耗して使用できなくなる。
フッ素樹脂コーティングを使用するも、耐摩耗性がないため頻繁に再コーティングが必要になる。
フッ素樹脂から発生する摩耗粉がコンタミの原因となる。