そもそも粉砕機というモノがどのようなモノか、粉体を扱われないと想像が出来ないかもしれません。
粉砕機 読み方:フンサイキ
【英】:Grinding machine
粉砕機とは、機械的エネルギーを加えて材料を粉末状にする装置のこと。粉砕の種類には乾式粉砕と湿式粉砕があり、粒度の大きさによって粗粉砕・中粉砕・微粉砕に分けられ、それぞれに適した粉砕機の種類を選ぶ必要がある。粉砕には、材料の表面積を大きくして反応(溶解)をすみやかに進める目的のほか、原料の体積を小さくして扱いやすくする、輸送を容易にして搬送コストを減らすなどの効果がある。
三省堂 大辞林より
と、なっていますが、一般的に工業的にはMill(ミル)という言葉が使われます。(そちらに、書かれている内容については、下記に掲載しておきます。) その種類と、歴史は非常に長く、例えば水車小屋は石臼によって、穀物等を粉砕するためにも使用されておりました。主な目的は物体の表面積を増やす。物体を目的の大きさに揃える。物体のパルプ化。ということになっています。
・私どもの周りでこの様な機械が使用されていることは、非常に多く、例えば食料品の製粉工程やコーヒーも粉体にした後に、使用されますし、塗料やトナー。そして、化粧品も微粒子をコントロールするため(前出の物体の大きさを揃えるため)に粉砕機が使用されています。
・たくさんの粉砕方法があるわけですが、例えばコーヒーミルを想像して頂くと、幾つかの羽根が回転しながらコーヒー豆を粉砕していくという構造になっておりますが、それらの羽根部が摩耗する問題を抱えていました。特にトナーの粉砕工程においてはその設備の大きさから羽根の摩耗やラインの摩耗が激しく、問題となっていました。
・そこで、ダイクロンをその羽根部に施工することによって、問題の解決を行いました。これは、流体摩耗の状況でも応用できることであり、粉体と、流体の双方が含まれる粘度の高い粒子でも、その効果が認められています。
mill[mill1]
レベル:大学入試程度発音記号[mil]
[名]
1 ひき臼(うす), 製粉機, 精米[精麦]機
a coffee [a pepper] mill
コーヒー[こしょう]ひき器
The mills of God grind slowly (, but they grind exceedingly small).
((ことわざ)) 天網恢々(かいかい)疎にして漏らさず.
2 粉ひき場, 製粉所, 精米[精麦]所
a water [a wind] mill
水車[風車]場.
3 工場, 製作所;工作機械;(宝石などの)研磨機;(果汁をとる)圧搾機
a cotton [a paper, a steel] mill
紡績[製紙, 製鋼]工場
a gossip mill
うわさ製造元.
4 ((略式))(人・事柄を機械的に処理する)公共機関[施設]
a divorce mill
離婚裁判所
a diploma mill
マスプロ学校[大学].
5 ((俗))ボクシングの試合;殴り合い.
6 ((俗))
(1) 機関車;(自動車などの)エンジン.
(2) タイプライター.
7 ((俗))留置場.
go [put a person] through the mill
((略式))苦難を経験する[させる];訓練を受ける[受けさせる].
━━[動](他)
1 〈物を〉製粉機[粉砕機, 研磨機など]にかける;…を製粉する
mill grain [flour]
穀物をひいて粉にする[製粉する].
2 《貨幣》〈硬貨に〉耳[へり]をつける;…にぎざをつける.
3 〈チョコレートなどを〉かき混ぜてあわ立てる.
4 ((俗))〈人に〉げんこつをくらわす;〈人と〉格闘する;〈人を〉投獄する.
5 〈物事を〉熟考する((over)).
━━(自)
1 〈物が〉ひき臼[製粉機, 研磨機など]にかかる.
2 ((略式))〈家畜・人の群れが〉あてもなく動き回る, ぐるぐる回る;うろつく((about, around))
A crowd of people milled about in the park.
公園には大勢の人がぶらついていた.
3 ((俗))〈人が〉なぐり合う.
[後ラテン語mol?na (molaひき臼+-INE1)]
「プログレッシブ英和中辞典」より