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シリセラコート8022

改正食品衛生法に対応!
ポジティブリストに適合した配合で食品製造部品への使用が可能。
PFAS問題もありません!
有機フッ素化合物を一切含まないので安心です。
セラミックを主原料とし、シリコーンに匹敵する非粘着性、フッ素を遥かに凌駕する高硬度を実現した有機・無機ハイブリッドコーティング、それがシリセラコート8022です。従来のフッ素コートやシリコ―ンコートでは解決しなかった課題に対して、新たなソリューションとしてご提案いたします。

シリセラコート8022の特徴

フッ素コートより硬質で非粘着性に優れた滑らかな皮膜が得られます。フッ素コートより低温で処理可能なため(100~180℃)、熱による基材変形を抑制できます。樹脂材料、C-FRPにもコーティングが可能です。

各コート種における性能比較


  シリセラコート8022 フッ素コート
皮膜耐熱温度 300℃ 260℃
非粘膜性能耐熱温度 200℃ 200℃
非粘着(テープ剥離性)※1 1g以下 143g
撥水性(水の接触角) 105° 120°
標準膜厚 30~50μm 30~50μm
皮膜硬度※2
鉛筆硬度試験
6H(参考値9H) H
処理温度※3 100~180℃ 330~400℃
外観 ブラックメタリック
※1 HEIDON Type38 試験機を用いてテープの剥離強度を測定
  (ニチバン405テープ6mm幅使用)
※2 於:日本塗装検査協会試験方法:JISK 5600-5-4:1999
  JISでは6Hが最高値となりますが参考値として9Hを達成しています。
※3 処理温度が低いので一部樹脂にも適応可能。

シリセラコートの耐摩耗性

シリセラコート8022の耐摩耗性
羊毛フェルト10000回摺動後(1kg/㎠荷重)も非粘着性を維持
図1

食品付着試験

卵:醤油:砂糖=1:1:1で混合し260℃20分加熱後、汚染物の除去性を確認
シリセラコート8022 他社セラミックコート 他社PEEKコート
1回目 5 5 4
~5回目 5 5 4
~10回目 5 5 4
~15回目 5 5 3
~20回目 5 4 3

5 こびりつき、汚れがほとんどなし
4 軽く擦って取れる程度のこびりつきや、軽い汚染あり
3 爪で擦って取れるこびりつきや、弱い汚染あり
2 爪で擦っても取れないこびりつき、強い汚染あり
1 除幕剥離を伴うこびりつき、汚染あり(取れない)

用途例

CFRPロール