代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

信夫的格闘論番外編(少林寺拳法)

私は、以前から趣味と聞かれますと「読書」と「スポーツ」とお答えするのですが、「どう見てもスポーツマンには見えない」というご指摘は、

多々ございます。それも、その筈、大変偏っておりまして、主に格闘技を嗜んでおります。

運動神経が鈍い割に、体が大きかった(子供の時代)私は、公立で育つには恰好のいじめの餌食になる可能性を感じ、小学校一年生から大学の2年まで空手をやっていました。流派は

「全日本空手道連盟錬武会」(http://www.geocities.jp/tougikaratedou/renbukai.htm

という流派で、ちょっと格闘技に詳しい人なら、わかるのですが、古流に分類される草分け的な流派です。約15年続けて、2段を持っています。次に、中学校時代に選択科目と体育の授業で柔道に出会いまして、現在まで続けています。初めは、父の通っていた接骨院の先生の道場に通い始め、高校では柔道部。そして、現在所属しています狛江市の「池田道場」に入門しました。約20年間のキャリアで3段です。そして最後に高校時代にアマチュアレスリングの試合に出場していました。カレッジスタイル(http://www.japan-wrestling.jp/2012/03/24/9323/)というのをやっていたのですが、これはこれで、非常によい経験になりました。

かじった程度のモノならば、フルコンやキック、居合とありますが、ここら辺は、かじっただけという形です。

さて、今回は友人の娘さんが、少林寺拳法(  http://www.shorinjikempo.or.jp/ )  で国体まで出場した拳士に

なられたということで、仕事の合間を縫って、試合を見てきました。前職の上司が当時4段クラスであったのと、近所に教えている人がいたので、ある程度以上の知識があるわけですが、生で見るのは久しぶり。本当に素晴らしい演武でした。

団体の演武と、組演武(空手でいうと、約束組み手)があるのですが、非常に好印象で見ておりました。先ず驚いたのが「卍」のマークでなかったこと。ハーゲンクロイツをイメージさせるからと聞いたことがありますが、少林寺拳法にまで及んでいることに驚きます。

総評としては、高校生の演武なので、大人の演武と比べると、正確性。距離(間合い)、体の位置などが粗いと思いましたが、それぞれの学校がそれぞれの考えで演武をしているなあと。そのように思いました。

次に、選手達の精神に

ー半ばは自己の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを -

と、いう精神が欠けているなあと。そのように思いました。

何故かというと、将棋で言うところの「感想戦」があちこちで行なわれているのですが、その声が大きすぎて、競技に支障が出ていたことが挙げられます。審判団から「静粛に!」という声が何度も上がっているにもかかわらず、全く意に介さないと申しますか、聞き入れる人が少ない。驚きました。学校教育の一環で行なわれているから仕方がないのかも知れませんが、僕の経験したスポーツ(球技も含めて)審判や主催者側の指示に従わないのには、驚いた次第です。

技や競技の結果なんていうのは、本来二の次であって、精神性が武道には必要です。格闘技を習うと言うことなら、尚更自分を律した行動や発言をする必要があると思います。柔道で言えば「精力善用、自他共栄」なわけですが、改めて、考えさせられる出来事でした。勿論、僕が応援した選手は、立派でしたけど。そうでない学校が多数いたことが本当に残念でした。

ー半ばは自己の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを -

僕は、素晴らしい理念であり、守って行って欲しいと思いました。

それでは、失礼します。

 

 

 

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