過日、近所の「大勝軒」に行ってきました。
こちらは、近所のお店なのですが、通える範囲で4店舗くらい急に出来て驚いているのですが、それは、創業者の方がなくなって、仁義なき戦いが起きているからであるのは、多くの人が知っているところであろうかと思います。
各界の骨肉内乱”壮絶対立”の今!「大勝軒を巡る分裂の行方」(アサヒ芸能+)
http://www.asagei.com/excerpt/46432
【ガチ検証】分裂騒動中の『大勝軒』は「のれん会」と「守る会」どちらの方がウマいのか実際に食べ比べてみた(ロケットニュース)
http://rocketnews24.com/2015/10/06/645060/
創業者の方の想いは判らないわけですが、きっと悪意はなかったのであろうと思います。しかし、だからといって、草葉の陰で今の状況を喜んで居られるとも、思えません。
色々な論評があるわけですが「技」や「味」を受け継ぐ事が重要なのか「形」や「体裁」を守る事が重要なのか。その答えは誰も分からないと行った所でしょうか?こう言った話は、枚挙の暇が無く、例えば、フルコンタクト空手の代名詞である「極真会」も大山倍達総裁が亡くなった後は、混乱しましたし、伝統派の草分け的存在である日本空手協会でさえも中山正敏師範が亡くなった後には、混乱がありました。そういった意味では、私が嗜んでいる「柔道」に関しては、混乱が少ない方とも言えるかも知れません。翻って、「永続性の原則」が最も問われる企業においても、創業社長の方が引退された場合に混乱が起ることは、良くある話でもあります。現在の「出光」さんの創業者一族との方針に違いは世間を驚かせました。
なぜ出光創業家は昭和シェル石油との合併に反対なのか(プレジデントオンライン)
http://president.jp/articles/-/20061
こうやってみると、後継者争いから始まって、お家騒動というのは、いつの時代も何処でも起ることなのかも知れません。
何故、こんなことを思ったかと申しますと最近「トヨトミの野望」という本を再読したからです。
一杯の「つけ麺」をすすりながら、あっという間に完食し、店を出ました。このお店は「味」は、踏襲していますが、サービスは定食なども含めて、近代化といいましょうか、新しい試みをしておられました。何が正しいのかは判りませんが、ただ一つ。自分も又、時間の中の住人であり、緩んではいけないなと。そのように感じた次第です。取り留めのない感じと申しましょうか、雑感になってしまいました。
よろしければ、此方の本もご高覧戴ければ幸いです。
失礼します。
トヨトミの野望
トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業 単行本 – 2016/10/19
梶山 三郎 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%83%88%E3%83%9F%E3%81%AE%E9%87%8E%E6%9C%9B-%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%83%BB%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E4%BC%81%E6%A5%AD-%E6%A2%B6%E5%B1%B1-%E4%B8%89%E9%83%8E/dp/4062196077
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