カンブリア宮殿という番組をご存じでしょうか?
多くの方はご存じの番組だと思います。村上龍さんと小池栄子さんが司会を務めるテレビ東京系の報道番組です。
ビジネス系の特集が多いのですが、知り合いが出る機会がありまして、それ以降、ビデオに撮って見ています。
カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
そんなかで、友人の登場下番組以外で最も興味があったのが、
グラフ 社長北川 一成(きたがわ・いっせい)氏
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20131003.html
の放送でした。
チョット古い話であったのですが、概要を申し上げますと、俗に言う川上側の統合で「印刷とデザインを受け持つ」会社を当代の北川社長が成し遂げ現在に至ります。その過程には、粗利益の向上のために、常識破りの「版下」を混合でつくったり(一つの金型で、多種類のモノを作ってしまうイメージ)、営業方法を変えたりします。しかし、それだけでは飽きたらず、自分の想いを実現するために活動を始めます。そんなときに、500年もの歴史を持つ老舗酒造メーカーさんが、彼の心意気を感じて、デザイン込みの発注をし、そのデザインが高く評価され、大きな舵を切ることが出来たという話でした。その時のエピソードが感動的で、自分の思いと、当時の社長(自分の父親)との考え方の相克から、その仕事を断ることになったにもかかわらず、お客様の後押しで、その仕事をやり遂げ、そして現在に立っているというお話でした。
このエピソードから、一つの言葉を思い出しました。
啐啄の機
http://kotobank.jp/word/%E5%95%90%E5%95%84
そして、この言葉は父が30年ほど前に、取引先の金融機関の支店長から戴いた言葉でもありました。お陰様をもちまして、私どもは、多くの機会を戴きまして、現在も元気に商売を続けることが出来ています。それは、決して自らの力だけではなし得ない。色々な人の力を頂戴し、その時がきたときに、機を見て敏としたときのみに、成功を掴めるのではないかと感じた次第です。これからも、お客様の声を聞き、自分の努力を惜しまず、時を待とうと思います。
それでは、失礼します。
弊社の営業棟入り口に飾っている前出の方からのプレゼントです。
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