実は、過日、この様な報道がございました。
学生柔道の全国大会で誤審 主審ら4人に処分(NHK)
この文章を読んで、全く柔道へのリスペクトがない(重要な部分が間違って書かれている)方々が書かれているのは解るのですが、
一人の柔道関係者(私なんてかなり下っ端ですが)一言申し上げたいと思います。
(NHKの記事が削除されていますので、此方の記事をご参照ください)→毎日新聞
実際の画像を見てみますと。。。
全日本学生柔道体重別団体優勝大会 2018 男子準決勝戦 国士舘vs日本体育
問題のシーンは17:04~です。
全日本学生柔道体重別団体優勝大会 2018 男子準決勝戦 国士舘vs日本体育
誤審どころか、全く見ていないのが解ります。副審の声も周りの声も聞こえていないのではないかとさえ思います。
初歩的なミスですので、集中力を切らせていたのではないかと思われます。
こう言った試合は、選手の人生さえも左右しかねませんし、安全面でも危険予知が出来ない可能性もあります。
私自身は「過労」ともしましょうか、審判の先生方に十分な休養と申しましょうか、厳しくするだけの方向で善いのであろうかとも思います。少子高齢化が進む中で、公式審判員は定年もございます。そういった意味では、時間的に余裕のある高齢の先生方の助けを借りて(4審制度とかにする)みたりとか、学生に積極的に審判資格を取得させるなど、色々な方策が有ろうかと思います。今は、心ある先生方の善意に支えられているというのが実情だと思います。
また、審判にペナルティーではなく、制度的には、審判を審判するジュリーがいるわけですから。(https://kotobank.jp/word/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%88%B6%E5%BA%A6-1612159)ジュリーの先生が、お咎めを受けるというのが、筋ではないかとも思います。
何れに致しましても、大変残念なお話しですが、是非とも糧にして戴けたらと考える次第です。
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