代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

運動会

過日、息子の運動会に行ってきました。
僕は、体が大きい割には全く運動神経が発達して居らず、小学生時代の運動会には全く良い思い出はありませんでした。
が、中学校時代にバスケットボール部に所属するようになって、急に足が速くなり、中学時代は学校の代表選手にまで選出されたこともありました。高校に入ってからは柔道に明け暮れたので、もう早くなりませんでしたが、騎馬戦や棒倒しといった、種目を見ると、今でも力が入ります。

 最近柔道を始めた彼は、まだまだ運動能力は低いのですが、それでも大きな手足を使いこなせるようになってきたと、目を細めた次第です。

高学年になると組み体操や、騎馬戦などがありやはり楽しくなってきます。

今年問題になりました「10段ピラミッド」を含組み体操批判をFacebookでしたところ、大変興味深い意見を沢山頂戴しました。

「僕は、下しかやったことがないのですが、高校で上を担当した友人が大怪我したと記憶しています。そもそも組み体操なんかで、チームワークが出来るとは思わないですし、私は、体力が劣っている同級生がいつも失敗するのを「生暖かい」感じで我慢していました。
 私立ならまだしも、公立でやる意味なんて無いだろうと思います。そもそも、先生方だって、一〇段なんか経験無いとおもいますし、まずは、ご自分達で研修されるのもよろしいかと思います。」

と言うような意見を書きましたら、賛否両論頂きまして、基本的に推進派の皆さんは「感動した!」「親が望んでいる!」「子供が良かったと言っている」というような内容でした。
 そこでの僕の回答は、
「議論が二つ分けて考えていただけたらと思います。一つ目は、感動するか、しないか。もう一つは、運動会として、そぐわしいか。まず前者から私見を言いますと、前出のように、僕は理解できます。子供がやっていたら、泣いていると思います。なので、子供が泣くのもわかります。
 また、たいして運動強度もない理不尽な環境で、同じ事、そして一見して何でやるのか解らないものを競技ではなく、自分達で作り上げる。そして長時間の練習を重ねて、怪我人さえ出るかも知れない。それができたときの解放感たるや。。。。ってわかりますよね何が言いたいか?(マインドコントロールの基本的な手法ですよね?)一般的に行なわれる有る方向の手法そのもではないかと思います。
 子供が良いと言っていたことに対して、親が共感することも、理解できます。そうでなければ、認知不協和になってしまうのですから。ここについては、ご理解下さい。
 僕は、もしも非常に教育的な効果があるならば、授業でやるべきであろうかとも思います。もし仮に、本番で失敗したり、怪我が起るのであれば、それは、悲劇にも成りかねません。運動会では、4段、5段でいいじゃないですか?そのように思うわけです。」

と、言う内容のお返事をしました。

僕自身は、教育効果があるというのであれば、授業でやるべきであるし、一度も成功していないのに本番でやるようなどこかの市の運動会ではありませんが、重傷患者が出るようなことを鍛えもしないでやる意味が分からないと思いました。

そして、高学年の組み体操を見て。やはり、問題があると。そのように感じた次第です。

それでは、失礼します。

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