メリークリスマス!皆様に置いても素晴らしいクリスマスでありますことをお祈りします。
May peace, joy and happiness be yours this Christmas season.
さて、クリスマスになると、幾つかの思い出がございます。そちらをご紹介したく今回は、ブログを書かせて頂きます。
最近巷を賑わせている楽曲にこんなモノがございます。
希望という名の光
山下達郎 作詞作曲
http://musicmovie.blog48.fc2.com/blog-entry-7476.html
じつは、過日無くなった高倉健さんが愛聴していたと言うことで、再度注目されているのです。
生前、高倉氏は、歌詞カードを持ち歩き時折聞いていたというのです。
ソース元
http://eiga.com/news/20120916/2/
私は以前こんな本を紹介したことがございます
私と「夜も昼のように輝く」
http://daikuron.com/noblog/?p=33
この本は「生活保護法」を日本で作った人物であり、特別養護老人ホーム、ホスピス、新生児救急などの概念を日本に持ち込んだ長谷川保氏の半生を綴った自伝的な小説です。購入しては、誰かにあげてきたのですが、また最近購入しました。かれは、日本を代表する社会福祉活動家でもあります。私は、前職で浜松で生活していたこともあり、彼の考え方に非常に傾倒しています。
彼は、宗教家(クリスチャン)でもあったので、当時は不治の病であった「結核」の患者が、家を放り出されて行き場を失い、彷徨っていたときに、その患者の看病を開始します。しかし、看病むなしくその患者は亡くなってしまいます。そして、この活動はそういった希望のない人達の間で広がり、浜松の未開の土地に、人が集まってきます。戦中の話ですので、多くの人が、自分が食べることも苦労しているわけですがから、患者の面倒など見切れないと「赤ちゃんポスト」ではありませんが、多くの人が、患者達を置いていったと言います。しかし、彼らは、人々を喜んで受け入れるわけです。しかし、地元の住人達にとりましては、彼らの行いは奇異に見えます。そして、放火(火事?)にあって、全てを失い途方に暮れていたクリスマスの日の夜のこと。なんと、天皇陛下が資金を提供するわけです。戦時中にクリスチャンの人々に資金提供すると言うことが、どれ程インパクトがあったかについては、想像できないくらいだと思います。きっと反対もあったでしょう。しかし、天皇陛下は決断したわけです。そして、多くの人が救われて、現在に至るわけです。その団体が、社会福祉法人となり、戦中戦後と発展を遂げて、今は大変大きな医療福祉法人に成長します。これが、社会福祉法人聖隷福祉事業団のはじまりです。物語は、此処で終わってしまうわけですが、前出のように、彼は生涯を掛けて、社会的な弱者の救済に全力で取り組みます。そして、その生涯で自らの財産を持たず、自らの亡骸を検体として、大学に差し出します。その徹底ぶりには驚かされますが、本当に素晴らしい話です。
英国の文豪ディケンズの小説 『クリスマス・キャロル』(原題:A Christmas Carol)では、三人のゴーストが出てきて、奇跡を起こしますが、実際には、こんな事はなかなか起りません。少なくとも、僕の(僕ら兄や姉も含めて)幼少時代は、父が方々で語っているように悲しい思いでしかありませんでした。同じ思いを自分の子供にはしたくありませんが、少なくとも奇跡なんて本当の世界では起きないと言うことを身をもって感じていた幼少時代をすごしました。しかし、不思議なモノで、それでも奇跡が起ることを信じてしまう。それがクリスマスなのではないでしょうか?
そういえば、今年、私の周りで奇跡的なことがありました。今年1人の学生時代からの友人が1部上場を果たすという奇跡に出会うことが出来ました。彼の努力と才能には感服しますが、それ以上に彼の行動力が実を結んでいる様に思いました。何もなかった頃の彼と、今の彼の目は変わっていません。高いところに目標を持って、一歩一歩上っているところ言ったところでしょうか?まだまだわくわくしているのが、解ります。きっと、日本の消費文化を変えるような男になると思います。また、同じ月に今度は学生時代からの友人で、兄貴分が2部上場しました。本当に世話になったというか、心配を掛けた人間なのですが、本当に嬉しく思いました。感情を露わにするような男ではないので、サラッとしているわけですが、これからも、人に幸せを配ってくれると信じています。それぞれの友人は、実力があるので、上場する事に関しては、なんら驚くところではありません。しかし、同じ歳に、同じ月に起ることは奇跡だと思いました。勿論、店頭市場がプッシュアウトするように仕向けていることもあるのかもしれません。それでも尚、奇跡ではないかと。それに出会えることは、本当に幸せだとそのように感じております。
今年は、父が倒れて、心も体もボロボロになっていたのですが、妻や息子、娘の笑顔に接して、なんとか自分の心を保つことが出来たような気がします。僕みたいな人間にとっては、過分な嫁と、家族と幸せな時間を過ごすことが出来る。悲しい思い出でなく。その事がどれ程、幸せであるのか。それを思い出し、感謝する季節でも有るわけです。
だから、先ほどご紹介した歌が
僕に語りかけるのです。
~どうぞ、忘れないで
移ろう時代の中から
あなたを照らし続ける
希望という名の光を~
今年も、多くの方に光を頂戴しました。
お客様、会社の皆、顧問の先生方、恩師の先生方。
そして、家族に。
僕は、誰かの光になれるようにがんばりたいと思います。
今後とも宜しくご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
メリークリスマス!&良いお年をお迎えください。
失礼します。
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