代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

謹賀新年2020

新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに輝かしい新春を迎えられた事とお喜び申し上げます。令和2年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

時代は令和に変わりましたが、去年は、トラブル続きの年でもございました。父の他界に伴い、社員の皆にも不安な思いをさせてしまいましたし、厳しい経済環境の中で、上手く立ち回ることも出来ていなかったと思います。
しかしながら、自分と向き合う時間を少し持つことが出来た事は、幸いでした。父の長い闘病生活の中で、私自身は、多くのモノを失いました。しかしながら、新しい時代が始まったのですから、私自身も大いに変化したいと思います。何故なら、こう言った厳しい環境の中でも、協力して戴ける、応援して戴ける多くの方々が居られたからです。

ですから、今年の目標は「逃げない、隠さない、誤魔化さない」と、したいと思っています。それは、自分自身の想いや、願い。祈りに対して真っ直ぐにいたいと言う意味もございますし、社内外の理不尽なことにも、何かしらな対応をしていく事も意味します。恐れていたことも沢山ありました。守らなければいけないことも。なんとなく「必要悪」的な思いで、やり過ごしてきたことも、沢山ございます。

そんな私に、ダイクロンの開発にも携った故藤木榮先生が、僕に良く仰っていた事があります。それは、

「人生なんてモノは、人類の歴史から見れば”火花”みたいなモノだ。だから、科学者である私は、死ぬまで論文を書き続ける。なぜなら、人間の歴史が有り続ける限り、誰かの役に立つと信じているから。信夫君は、モノ作りをやる人間だろ?技術的な挑戦をしなさい。そして、世の中に問いなさい。それが、技術者と言うモノだよ。」と、仰っていました。

批判や、批評ををしているほど、人生は時間がないと思います。提案をして、行動をしていきたいと思います。

今年の千代田第一工業に、乞うご期待ください。

令和2年1月吉日
 千代田第一工業株式会社 
 代表取締役 鈴木信夫

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