代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

時代の変化と規格

チョット前の工事の話なのですが、設備の調子が悪く、原因を突き止めるために久しぶりにシーケンサーに刺さっているSDカードを抜きました。データを見たかったからです。

しかし、なんと、記憶が飛んでおりました。。。。。。これは、この手のカードではよく起こる現象で、書き込み回数が増えると、跡形もなく使用できなくなってしまいます。イメージ的には、蛍光灯や白熱電球ですと、少しずつ暗くなってくるのに対してLEDですと、急に灯りを灯さなくなる感じと一緒です。そこで引き抜いたのが

 

 

此方のカード、ちょっとぼけているのですが、SDカードなのに、32GBの容量がありました。当時としてはとても高級で、良い製品だったことがわかります。

そこで、調子に乗ってSDXCカードを購入したら、なんと、認識がしない。

 

SD ASSOCIATION HP

https://www.sdcard.org/ja/consumers-2/about-sd-memory-card-choices/sd-sdhc-sdxc-and-sduc-card-capacity-choices/

そーなんです。

このように、SD⇒SDHC⇒SDXC⇒SDUCと進化してきているのです。

と、いうことで、

SDカードを調べたところ、古い規格ですので、やはら、規定通りの「2GB」の容量しか売って居らず、32GBですとSDHCとなります。

いろいろ悩みましたが、SDHCの64GBでダメであった場合には、SDにしようと考えて、購入したところ、イニシャライズができました。

これは、以前のフロッピーでDDとHDやHCの違いにも似ています。形が一緒でも、フォーマットや相手側のdriveの関係で読み取れない事がある。。。

いっそのことシーケンサーを買い変える事も考えましたが、今回は止めました。。

何のことだかわからない方も居られると思いますが、こういった事は、巷に溢れているのでは無いかと思います。

「古いものが、新しい機械では使用できない」という問題や「古い機械に、新しいものが使用できない」という問題です。

勿論、メーカーさんにしてみれば「買い換えてほしい」という事でしょうが、、、、。

なんか、ユーザーに優しくないなと。そのように感じた次第です。

ひがみっぽい年になってきたのでしょうか??

 

それでは、失礼します。

 

 

 

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