代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

本物の「ラジコン」

 息子は現在5歳なのですが、何でも興味を持ちます。ある日は、怪獣。その次の日は英語。またある日は方言、絵画、SFX、飛行機etc。たしかに、この頃の子供達は体力が尽きるまで遊び、お腹いっぱい食べて、色んな事を吸収する時期なのかもしれません。そんなある日、二人で散歩をしていたところ、ラジコンで遊んでいる中学生とおぼしき少年達がいました。先ず彼は「どうやって、操っているのか?」と言うことに興味を持ち、そして「ドリフト走行」に大変な興味を持っていました。

 そこで、彼らが走らしていたのは後輪駆動(FR)の電気式のラジコンでした。正直言って、上手ではなく、困難で満足されては困ると思いました。「あれが欲しい!」なんて言われてはたまりませんので、「パパが、本物の”ラジコン”を見せてあげるよ!」と、言うことに相成ったわけです。私自身には、当たりがありまして、社内の製造課に「本物の車」と「本物のラジコン」をこよなく愛する男「I谷さん」が居りましたので、早速相談してみました。すると彼は「ならば、私が運転するときに遊びに来て下さいよ!」という事になりまして、息子と二人でラジコンレースがおこなわれるサーキットへ出かけた次第です。

 マシンは、4輪駆動車。エンジンを搭載し、最高スピードは100km/hをユウに超えるというモンスターマシンです。(なんと、変則ギアまで付いています)到着後、慣らし運転を終えた「I谷」さんは、コースで練習している人をごぼう抜き。シケインでブレーキングでもたついている人たちを一気に5人抜いたり、ホームストレッチのブレーキング競争では前の車をアウトから抜いていくことや、スリップストリームに近い状況で抜いていくなど、レベルの差を見せつけて下さいました。抜かれていくと、心が折れるのか、一人一人とコースアウトしていき。最後は、彼の車だけがコースを走ることとなりました。その姿を表して

「I谷先生は、やりたい放題だね!」(息子談)

と、いうことでした。

そのあと、他の会社の仲間とも合流して、一緒にご飯を食べて、午後の早い内に帰ってきましたが、非常に充実した週末を過ごすことが出来ました。息子曰く

「どうせやるなら、あのくらいがんばらないとね。大きくなってからでいいや。」

やはり、本物を見せて正解です!

失礼します。

ラジコン

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