映画で「コーヒーが冷めないうちに」(http://coffee-movie.jp/)というものがありまして、
元々舞台の台本であったモノが、書籍化され、ヒットしたので、映画になりました。
そこで、人気になったので、現在まで3冊出ておりました。
2018年12月10日
思い出が消えないうちに(私と読書)
https://daikuron.com/noblog/?p=2028
「小難しい本を根性で読む」という事に挑戦していることは、現在まで此方のブログを読んで頂いている方にはおわかりなのですが、
時々、こう言った本も読むことにしております。
出版社 : サンマーク出版 (2021/9/14)
発売日 : 2021/9/14
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 275ページ
ISBN-10 : 4763139371
ISBN-13 : 978-4763139375
と、いうことでネタバレ込みでご紹介しますと
本作のテーマは「記憶」です。。過去に戻れる不思議な喫茶店「フニクリフニクラ」に纏わる4作目である本作の視点は、今回も優しさに溢れていおります。
いつものようにちょいちょい、前作までの関係者やエピソードも入り込んでいるので、この本だけでも、十分楽しめるわけですが、シリーズとして、「コーヒーが冷めないうちに」を読んでおくと、
一層楽しめると思います。
と、いうことで、今回判明したことは、「いくら、過去に戻っても、未来は変化しない」というルールがあるのですが、そのルールの中には、「未来から来た人の言葉が、記憶として、過去の相手には残る」という事が解りました。
何のことやら解らないかも知れませんが、ドラえもんのタイムパトロールは要らない状況でもあるわけです。
しかし、「未来から来た人と話した記憶は、ルールの干渉は受けない」とのこと。(その為、やはり、未来は変わらない)もっと、詳しく言いますと「人間は、思っていることと違う行動をする事をいつもやっているから」
記憶と未来は必ずしも同じでは無いと言うことが言えるとのことです。
その事を利用し、感謝や愛を伝えるのが本作となっています。チョッと気性の荒い人が多いが、この店の(非?)日常は、やはり淡々と描かれていることに、違和感がありますが。 何れにしても、
それが、自己満足であっても「伝えきれなかった想い」を伝える事が出来ただけで、登場人物達のその後の人生は変わっていきます。
と、いう事で、待望の続編を今回も、是非、ご一緒致しましょう。それでは、、、、。
「コーヒーが冷めないうちに」
失礼します。
ダイクロンやブラストロンのことなら
千代田第一工業株式会社へ