緊急事態宣言云々を拝聴して、モヤモヤしていたのですが、ふと学生時代に経験した地方自治体の審議会を思い出しました。
色々あって、仕方が無く拝命したのですが、議論しているようで、していませんでしたし、なにか打開策や改善案を出しても、おもいっきりスルーされながら、
最後に賛否の確認をして、答申が纏められていきました。義理人情の世界で受けたので、若かったこともあり、最後に大いに吠えたわけですが、
議長が削除を求めたこと以外は、答申には書いてくれていた事を思い出した次第です。
何が言いたいかというと、最初から決まっていることを検討している雰囲気を出しているだけのように思います。
そこには、生活も無ければ、戦略も無い。「やろうと決めたからやる」だけのこと。政商や共同体の利益が優先され、
僕らの声は届かない。「どうやって、出来るかを皆で考えよう」ともせず「科学的なアプローチ」も取らない。
何故なら、目的が違うからだと思います。
まさに野中先生の著書「失敗の本質」で出てくる「空気」ですし、猪瀬直樹著「昭和16年夏の敗戦」にでてくる「総力戦研究所」
では有りませんか?東京オリンピックを田中康夫氏は「インパール作戦」と以前から形容していましたが、全くその通りになってきました。
先日、とある与党の幹部が記者の質問に逆ギレしていましたが、そもそも質問にも答える必要が無いと考えているから、このような
対応になるのだと思います。
と、ここまで書いてきて、以前に読んだ本を思い出しました。
ご紹介します。
検証防空法 空襲下で禁じられた避難
水島朝穂/著 大前治/著
出版社名 法律文化社
ISBN 978-4-589-03570-7
発売日 2014年02月
https://synodos.jp/politics/13238
もう、賛成も反対もございません。しかし、家族や会社の皆の生活や健康。安全を守ることに集中したいと思いました。
それでは、失礼します。
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