代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

電力ひっ迫警報で思うこと

今回は、長文駄文となりますので、御了承下さい。
先ず以て、此方の記事。

速報】福島原発事故避難者訴訟 国の責任「認めない」判決
最高裁が初判断「想定より津波大きく、事故避けられず」

https://news.yahoo.co.jp/articles/561439dc258bc02c35605860f7dacc5109874bc4

と、いう記事を読んで、非常に残念に思いました。

それは、こちらのブログでも書きましたが

2017年1月23日 「地質標本館」
http://daikuron.com/noblog/?p=1163

実際には、予見できたと考える方が妥当だと思うからです。

 

 

 

また、彼らの主張は

平成24年1月12日 独立行政法人産業技術総合研究所
地質調査総合センター第18回シンポジウム
地質学で読み解く巨大地震と将来の予測
https://www.gsj.jp/data/openfile/no0551/gsj_openfile_551.pdf

に書かれていますが、産総研の矜持みたいモノを感じた次第です。

 

NEDOでも研究をされていた東京都立産業技術研究センターの故藤木榮先生は、
生前「計装側の問題と、建築側の問題は切り分けるべきで、津波の問題は後者の問題と捉えるべきだ」
「実際に、地震でも、設備は稼動していたし、倒れもしなかった。指摘を無視して、自家発電を地中に入れた人や、
防護壁を作らんかった人たちを特定し、現代科学の視点で、再稼働するべきだ。」

と、仰っていました。先生は金属疲労の関係のお仕事をされていたそうで、それらには全く問題が無かったし、
計装側は、問題なかったと認識して居られました。が、ニュースでは計装側ばかり注目されて、
「どこのゼネコンが作ったのか?設計したのか?」という話は、皆無であったと私も思います。

何れにしても、

電力ひっぱく警報
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220626001/20220626001.html

なんてモノが出ておりました。

今回のひっぱくに関して予測できない会社が、

日本共産党 吉井議員質問ダイジェスト
https://youtu.be/HBwTZwXdSU4

何故、原子力発電所を安全に運営が出来るのか。。。。私には、サッパリ理解が出来ません。

そして、今回の

6月27日は東京電力管内で電力需給が厳しくなる見込みのため節電のご協力をお願いします【電力需給ひっ迫注意報(第2報)】

https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220627004/20220627004.html

と、先月27日に掲載されたわけですが、
ダイクロンブラストロンのことなら千代田第一工業株式会社
狛江市柔道クラブ「池田道場ホームページ」
以前のブログhttp://daikuron.cocolog-nifty.com/nobuo1/
ロシアのウクライナの侵攻に伴う貿易禁止措置。折りからの円安に伴う、化石燃料の高騰。観測史上最も短い「梅雨」という季節。
これから水不足も心配される中、電力の価格も急上昇と何十苦なのかよく分からない状況で、このようなひっ迫状況が続いています。

論調を見ると
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/20220323/479/
初の電力需給ひっ迫警報 課題が見えてきた
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20211102/se1/00m/020/054000c

続く電力不足 予想外の再エネ導入加速が追い込んだ火力発電の誤算=小笠原潤一
と、再生可能エネルギーにシフトした政権交代時の政治に言及している経済学者も沢山居られます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95035608f2cf87adad27cdd2e12462e5440e7295

来月から節電要請“電力ひっ迫”なぜ今?“老朽”火力発電の再稼働も
https://kahoku.news/articles/20220320khn000031.html
福島の火力発電所、損壊相次ぐ 東電の電力需給にも影響

このように、地震の影響で火力発電所の再稼働云々どころか、その問題点を指摘している中で、経営責任や国の政策について論評しているところが、いかに少ないことか。。。残念に思います。
御用学者や、経済学者の中には原子力発電所の再稼働こそ、経済合理性に則った日本の進む姿のように語る方も居られます。政権交代時の政治も批判されることはありますが、
撤回することはいくらでもあったわけで、それらを判断しなかったことに対する批判も全社に比べれば、軽いです。つまり、判決の要旨と共に思うことは、
「誰も責任を取る気が無いこと」
だと、思います。

 

私見では、以前書かせて頂きました通りです。
テスラからエジソンへ?(2021年12月6日)
http://daikuron.com/noblog/?p=3264
と、言うブログを以前書かせて頂いたことが有るのですが、色々な状況が絡まり合って、居る現在だからこそ、原点に立ち返って、ACからDCにシフトする事が、この国が必要なことだと考えて居ります。

こんなことも想像できなかった方々は、経営責任を取るべきですし、それが出来ない状態にしたのが、現在の株式市場。本来は減資して、町田徹さんが主張されているように、管理できる会社が管理するべきだと、僕は思います。
沢山言いたいことはあるのですが、一応経済人なので、この辺で。

失礼します。

 

 

 

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