最近チョット、危惧している事柄ございます。
それは、
株価4万円、80年代と違う 過熱はあってもバブルでない
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK04A390U4A300C2000000/
と、いった記事&それにリンクしたNISA等、国を挙げての証券市場に誘導している現状です。
なにを危惧しているかというと
実効為替レートの推移
https://honkawa2.sakura.ne.jp/5072.html
と、このようにバブル期との差を見ていただければ解るのですが、これらの現象は「円が安くなっていることを考えてれば、ごく当たり前」とも言えます。
私は、以前
2022年8月29日
「円安が日本を滅ぼす」を読んで
https://daikuron.com/noblog/?p=3621
このようなブログを書きました。
此方の本を読むのも大変だという方は、こちらのコラムをお勧めいたします。
2023-1-12
野口 悠紀雄さんコラム – 第1回
なぜ円安になるのか?
https://www.hokende.com/columns/iccyouisseki/noguchiyukio/004
と、詳しい説明は、こちらの動画をご高覧下さい。
本当にドメスティックな商売をしていると言える企業が少ない昨今の状況を鑑みると、円安は悪でしか無いと私は思います。電気代やエネルギー価格の上昇は、コストプッシュインフレを引き起こし、それらを吸収するだけの利潤を上げることが出来る業種は、限られています。が、それらが輸出産業で無い事は自明です。
つまり、外貨を獲得できる産業にプラスにならない政策が長く続くと、海外に日本の資産を買われてしまいます(今の株価上昇がそれです)。そして、それをアシストするような誘導にはあまり乗らない方が良いと思います。
言いたいことが沢山有りますが、立場もあるので、この辺で。
失礼します。
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