来週最終回になります大河ドラマ「どうする家康」ですが、時代考証やCGが多すぎる等、あまり人気が無い印象でしたが、過日「東岡崎駅」に伺ったところ、フィーバーという言葉がふさわしい感じの賑わいでした。
(写真が横でごめんなさい。。。)
徳川家康の銅像も建っていて驚いた訳ですが、そんな中、裏側に掘られていた言葉が気になりました。
厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど。)と、読むそうです。
私の拙い漢語能力から受けた印象ですと「苦悩の多い穢れた現世を厭い、ここから離れ、仏の世界「極楽浄土」を心から願い求める、極楽浄土へ往生することを願うこと。浄土宗の根底にある思想です。」(東京国際仏教塾HPより抜粋:https://tibs.jp/20230120_6519/)と、読み解くのが、しっくりします。
僕はこの往生という部分が気になります。厭離穢土の”離”です。「離れちゃいけないんじゃ無いか?リーダーシップとしては?」と、思うからです。
勿論、諸説有りますが※、「天下布武」のほうは「生きのこる意思」みたいなものを感じるわけです。「浄土を目指して死んでこい!」的な読み方も出来ますよね?
でも、最終的には、天下を取ったのは家康なわけですから、正解であったわけです。いずれにしても「本来の意味だけでは無い深み」が有るとも読み取れます。
私は甘いのかも知れませんが、旗印としては、しっくりこないなあと。そのように感じました。
それでは、失礼します。
※いろいろな論評
・家康の切腹を止めた「厭離穢土欣求浄土」の裏側(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/646957
・徳川軍の旗印にある「厭離穢土欣求浄土」とは?(浅井 久仁臣氏ブログ)
https://readyfor.jp/projects/tokugawaieyasu/announcements/199872
・徳川家康と浄土宗② ~厭離穢土欣求浄土(えんりえどごんぐじょうど)~(正覚寺HP)
http://shogakuji.com/sanpunhouwa/3020.html
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