代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

祝 ブログ400号(”商いの「道」を歩いていけば”より)

この度、2013年7月16日から始めましたこちらのサイトで400回目の投稿を迎えることが出来ました。
その前のブログは2004年8月30日より開始しておりますので、足かけ17年もブログを書いております。
以前のブログは592件。こちらでは400件。何と992件ですから1000回記念も書いた方が良いのかも知れませんが、
とりあえず、400件という節目に、以前のブログをUPしたいと思います。

投稿は2004年の8月です。
お付き合い頂ければ幸いです。
私の感想と致しましては「あんまり成長していないなあ。。。」と、思った次第です。
それが、私の良いところでもあり、悪いところでもあると感じております。

それでは、失礼します。

 

 

 

商いの「道」を歩いていけば。 http://daikuron.cocolog-nifty.com/nobuo1/2004/08/post_3.html

8月 30, 2004
商いの「道」を歩いていけば。
鈴木信夫でございます。
先週末は、尊敬する経営者の方に、お会いする為に北海道に行ってきました。
信頼する同じように商売をやっている友人と、ともに行って来たのですが、それは、非常に有意義なものでした。

その方との出会いは、実は最近の出来事でありました。
以前より、私どもの恩師であります柳孝一先生のゼミOB会であります「風柳会」に、その方をお呼びしたいと思い、約10年間もの間招待状を出して居ったのですが、勿論お忙しい方なので、なかなかお時間を頂戴することは、叶わなかったのです。が、去年の会合では、パネラーとして、参加していただくことが出来ました。

パネルディスカッション後の懇親会で、初めて名刺交換をし、お話をしたところ私の柔道の師匠とであります先生と、非常に親しいと言うことで、一度ご挨拶にお伺いしました。その折、私の親友で、店頭公開を目指している人がおりましたので、一緒に伺ったのでした。その方の会社は、現在2部上場を果たしており、著書の中で、その苦労や、経験を非常に解りやすく、そして、具体的に書かれておられました。私は、そのようなレベルに居るわけではなく、「憧れ」だけで、お会いしたかったのですが、友人にとっては、複雑な事柄が、たくさんあり、「何かの機会で、率直なご意見を伺える間柄に慣れたら、どれ程素晴らしいか!」と思ったからです。
そうしましたら、「あんまり詳しいことは、こんな昼間に来られても話せない。夕食に付き合いなさい。」という、お言葉を頂戴し、僕らは「喜んで参ります。どちらに伺えばよろしいですか?」と、お聞きしたところ「では、夏に北海道に来なさい!!!」と、いう話になったのでした。夕食に北海道????と言う感じでしたが、3回呑みに行くことを控えれば、十分いけるわけですし(笑)、そこで、色々な事を教えをいただけると思い、もう一人の友人と3人で、伺ってきた次第です。

早朝、まずは、釣りに連れて行っていただきました。上場会社の会長様の運転で、釣りに行くという贅沢な話なのですが、そこで、半日、岩魚(イワナ)と格闘してきました。本州ではあまりつることの出来ない魚ですが、その方のご指導通りにすると、私のような初心者でも、十分釣ることが出来ました。勿論、釣果は、その方の4分の1でしたが。(笑)そこで、いくつかの注意を頂きました。それらの多くは、命を守るための注意です。熊などの動物に襲われない為の注意であり、人里はなれた場所で逸れない為の注意でありました。(私は、熊と出合ったら、熊と格闘し、勝ったウイリー・ウイリアムズ氏を超えると豪語していましたが)大自然の中に居りますと、自分の小ささを非常に感じることが出来ました。それに反しては、生きていけない。自分のやりたいと思うこと、今回の場合は釣りですが、それが出来るのは、自然の流れに反しない時だけのことです。勿論、それは、釣果にも反映しますが、命の危険さえある。自分と言う人間の小ささを知り、そして、そのなかで、精一杯やる。それが、大切であることを自然の中で、教わった気がします。
その後、帰りの車や、お酒を飲みながら、ご高話を頂戴したのですが、そのなかでも、

「自然の摂理に逆らってはいけない逆らった人は、必ず自滅する。」

「自分が何者かを理解しなければいけない。」

「本当のお客様は、誰なのか?と言うことをを理解しなければいけない。」

というお話を頂きました。
一つ一つが、自分にとっては、心に染みました。

以前、親友で、独立起業しているものに、こんな話しをされたことを思い出していました。「柔道のように、商売にも道があるのではないか?」と。彼も私も柔道家なのですが、柔の道を究めることが出来る人は、誰も居ません。でも、それを目指して、「日々精進」する中で、苦しみ、もがき、工夫した人にしか勝利する道は在りません。商いもおなじではないか?己を知り、そして、工夫し、努力する。「自分達も商売の道を極めるべく、努力しよう。」そう、言っておりました。酒の席で、二人で握手したのを思い出しておりました。前出の会長様もまだまだ大きな夢をお持ちで、前進しているご様子。僕ら若い連中も、会長からご指導いただいた「道」を極めるべく、自分達の信じる「道」を進んで行きたいと思いました。

商売の道の師匠は、私の場合、父である弊社の会長です。その道場に入門し、そして修行を積んでいます。多くのお客様や、先生、そして仲間とともに出会い現在に至っています。私は、商売の道を究めるべく、精一杯生きて行きたいと思いました。ヒトは嘘を付きますが、モノは、嘘をつきません。誰にも負けない技術を作っていきたい。自然の摂理に逆らわず、望まれるものを作って行きたい。そう思った週末でした。

長くなりました。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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