代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

柔道からJUDO?そしてまた柔道(オリンピック雑感)

私は、柔道を嗜むものですから、オリッピックといえば「柔道」に注目しております。

2021年8月23日
素根輝選手!東京オリンピック金メダルおめでとうございます!
https://daikuron.com/noblog/?p=3106

 

以前。こんな記事も書いたことがあります。

阿部兄弟についての記事に溢れておりますが、チョット気になったことがございましたので、此方でご紹介したいと存じます。

永山竜樹 敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを獲得(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526501000.html



【柔道】笑った審判団、相手選手の言い分…永山不可解判定、鈴木桂治監督「悪魔の6秒間」と怒り(日刊スポーツより)
https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/judo/news/202407280000663.html?Page=1#goog_rewarded

 

この判定に付いての議論は、概ね上記の二つの記事で網羅できると思うのですが、そこで永山選手が相手選手から掛けられた技にとても驚いた次第です。

「袖車締め」

という名前の技です。
これは、総合格闘技やブラジリアン柔術では、現在非常に利用されている技となります。

その切っ掛けとなったのが、(安否両論があるにせよ)吉田秀彦選手が当時無敵とよばれた「ホイス・グレーシー」を
破った技※1となっております。

私にとりましては、社会人になってから習得した数少ない技でして、体格差が大きい相手と寝技をするときには、いつも狙っております。(笑)

 

この技は上記の事があるまでは、非常に珍しい技であったのですが、私がファンである早稲田実業高校の柔道部監督であられる小室宏二先生(5669先生)が、先生のブログでご紹介されていた※2※3のを見てから、先生の出されている技術書やビデオを買いあさり、自分なりに体得した経緯があります。

ここで申し上げたいのは5669先生にこの技を教えたのが高専柔道※4の神様と呼ばれた平田鼎先生※5であった事です。
もう注釈が多すぎて全く付いてこれらない方が多いと思うのですが、ざっくり申し上げますと、古の技術である事です。

 

国際的なスポーツとなった柔道は、JUDOに成ったかも知れませんが、世界に広がる過程で、また柔道にかえってきているのではないかと。絞め技が決まったときには、武道家としては「参った」をして、その健闘を称える環境作りも必要なのではないかと。この技をみて、改めて感じた次第です。

 

それでは失礼します。

 

※1吉田勝った!!ホイスを失神KO!!/復刻
[2016年8月29日9時59分]
https://www.nikkansports.com/battle/news/1691973.html

5669先生公式ユーチューブ
https://youtu.be/tSlDSWgmgvM?si=yyg1DH3fz4p1Y3c-

 

※2柔道家小室宏二ブログ

2010年6月16日 (水)
褒めて伸ばす or 叱って鍛える
http://komlock.cocolog-nifty.com/5669/2010/06/post-b685.html

 

※3 2010年8月 5日 (木)
筑波大学草津トレーニング合宿
http://komlock.cocolog-nifty.com/5669/2010/08/post-d5dc.html

 

高専柔道※4
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B0%82%E6%9F%94%E9%81%93

 

※5寝業研究会・平田鼎先生追悼文@1998
http://blog.livedoor.jp/paraestra_weekly/archives/29988957.html

 

 

 

 

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以前のブログ
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